台湾地溝油騒動 原料は中国から?
【新唐人2014年9月11日】台湾の食用油製造会社「強冠」(きょうかん)が廃油を原料に食用油を製造・販売した事件は、その波紋が収まりません。民進党の立法議員は先日、強冠の仕入れ先は台湾南部の密造工場のオーナー、郭烈成(かくれっせい)だけに止まらず、香港からも劣悪なラードを輸入し、脱臭処理のあと、食用ラードとして販売していたと指摘しました。
民進党立法議員 蔡煌瑯氏
「強冠の現在の出荷量は郭烈成氏から仕入れた。劣悪な下水油の量と正比例をなしていません。香港から輸入した劣悪なラードは、工場に持ち込まれた時は情報提供者によると、悪臭がひどいそうです。それに台湾の本物のラードを加えます。香港から輸入した劣悪なラードは、中国から持ち込まれたものだと思われます」
立法委員は関連部門に徹底的な調査を呼びかけました。一方、高雄市衛生局は、香港からの輸入記録はないと答えています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/09/08/a1136581.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/李)